侵入しない・させない関係をつくる。寂しさと共存し、穏やかに、やさしく、タフに暮らすために。
タフラブは、ベトナム戦争帰還兵のアルコール依存や暴力に苦しむ家族が「生きる術」として生み出した概念。
「手放す愛」「見守る愛」などと訳されている。
東日本大震災以来、「絆」が困難を乗り越えるためのキーワードとして使われてきたが、「絆」は本来、牛馬などをつなぎとめる綱のこと。
家族や世間の絆に苦しめられてきた人々のカウンセリングを長年続けてきた著者は「絆」に疑問符を投げかけ「タフラブ」という生き方を紹介する。
『タフラブという快刀』(2009年)を改題し、加筆・修正・再編集した作品。
気を遣わない人たちは、大勢の気を遣う人たちを踏み台にして生きているのだ。
ー『タフラブ 絆を手放す生き方』(信田さよ子) pic.twitter.com/qHfeEQbpu5
— 本屋ルヌガンガ (@lunugangabooks) October 2, 2022
「夫に尽くすのが、夫をダメにしている原因なんだと色んな方の例をあげ著者の分析を読み返し、私と母親との関係、私と夫との関係のどちらも同じだったのだなと。物理的には離れていますが、徐々に彼らから心理的に離れることにします。」
「絆が大事という思い込みから脱する事ができる。客観的に書かれた文章のためか、読めば読むほど納得できます。」
「旧版も確か読んだような気がするのですが、この新版では、新しい絶妙な喩えがいくつか使われていて、ハッとさせられました。」
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