年齢に限らず朝シャンしても夕方には髪の毛がベットリする…ということはよくあります。
特に脂っこいものを好んで食べるというのは体内に脂の成分を蓄積させていることになるので、
脂性の症状が顕著に出るようです。
脂性の人は本質的に皮脂の分泌量が多い人です。
そして、加齢に伴って髪のべたつき感を覚える人もいますが、
これも体質が脂性に変わりつつあると考えていいのです。
男性でも女性でも同じことが言えるのですが、40代を過ぎると途端に髪の毛のべたつきを覚えることがあります。
それも突然のように感じるのですが、頭皮のべたつきというのは実は静かに進行しています。
それは、皮膚の水分量と大きく関わりがあります。
というのもみずみずしい素肌というのは、ピークが20歳くらいまでで、それからはどんどん皮膚の水分が失われてきます。
乾燥が忌み嫌われるのはそのせいもあるのです。
皮膚の水分が失われると、乾燥してくるのですが、頭皮も同じように乾燥します。
そうなると頭皮には皮脂腺が数多くありますから、乾燥を防ごうと皮脂の分泌が活発になります。
それが却って髪のべたつき感を誘引してしまうのです。
頭皮のベタつきを抑えるには、まずはシャンプーから変えていきましょう。