糖尿病はそのときの血糖値だけで判断しない

日本の糖尿病患者は950万人以上とされています。

また、糖尿病の予備軍とされている人たちは2000万人を超えているという試算があります。

予備軍まで含めると糖尿病のリスクのある人は成人の5人に1人ということになります。

糖尿病の判断には血糖値の値が使用されていますが、この血糖値だけでは糖尿病の判断はできません。

というのは、血糖値は食前や食後、さらには、運動の前後などによってもかなり変わってくるのです。

ですから、血糖値の測定も一度限りでは判断できないことが多いのです。

そのため、HbA1c(グリコヘモグロビンA1c)という2ヵ月から3ヵ月の血糖値の状態を把握できる検査方法を実施します。



この値と、実際の血糖値の値を測定して糖尿病を判断しています。

さらに、日頃から喉が渇きやすくないか、トイレの回数が増えていないかなどをチェックして、総合的にチェックして糖尿病であるかどうかを判断するのです。

ですから、そのときの血糖値だけを見て、糖尿病であるという判断はしません。

健康診断でも血糖値が高い、HbA1c(グリコヘモグロビンA1c)の値が正常値を超えているという場合があります。

糖尿病の疑いがあるということで、経過観察という処置あるいは、再検査という診断になるのです。

糖尿病の疑いのある人は、日頃の生活習慣で改善が可能です。

さらに血糖値を下げるサプリなどは非常に有効ですよ。



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