不安と折り合いをつけて うまいこと老いる生き方 中村恒子(著)、奥田弘美(著) すばる舎 (2021/8/26) 1,320円

『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』、待望の続編。

「人生100年時代」の後半戦に待ち受ける、憂鬱なあれこれと、うまいこと折り合いをつけて生きていく。

そういったコツを、92歳の精神科医・中村恒子先生と、54歳で同じく精神科医の奥田弘美先生のコンビが対談形式で語り尽くします。

老い、孤独、人間関係、終活など、シニアの深刻な悩みにそっと寄り添い、答えを出してくれる一冊です。

「精神科医としての臨床体験が豊富で,しかもご自身90歳を越えた中村恒子氏が語る人生訓が役立たないわけがない。もし役立たせられない方がおいでになるのなら,自分の人生,どこでどう間違ってしまったのかを振り返ってみた方がいいだろう。50歳以上の方々は手に取る価値が大いにある一書である。」

「帯の「大丈夫、歳をとるほど自由が待っています」というコピーに惹かれて、手に取りました。お二人の前著である『心に折り合いをつけて、うまいことやる習慣』も読みましたが、自分には『うまいこと老いる』のほうがしっくり来ました。還暦を過ぎてから、次々とやってくる心身の不調、不具合と向き合い、ましてこのコロナ禍。鬱々した日々でしたが、中村先生のお話からたくさんの癒やしと励ましをいただき、心がスーッと軽くなりました。歳をとるのも案外悪くないな、と思えるようになってきました。毎日、目次を見て、ピンと来たところを読み返すと、不思議なことにまた新たな発見があり、少しずつ霧が晴れてくるような気持ちになれます。」

「年代の違う女性精神科医の対談集、人間関係に言及した内容が多いのはそれだけ悩みの多くが人間関係であることを物語ってる、他人と比べるのは無駄、そして「たかが一人や二人に嫌われたところで死ぬわけじゃない」という言葉は心に響いた。」


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