「オール讀物」新人賞受賞作「姉といもうと」を含む傑作短篇集。
(単行本『スナック墓場』を改題)
幸田文の『流れる』に憧れる家政婦の姉と、指がないが活動的でラブホテル受付をする妹。
つぶれたスナックの女性店員たちが開いた競馬場での同窓会。
職人気質のクリーニング店主と常識外れの若い女性客。
駐車場の猫に餌をあげている布団屋の妻と、〝役者のような美男子〟の夫……。
おもわずほほえんでしまうユーモア。人間観察からあふれでる、生きることへの〝姿勢の良さ〟がにじみ出る。
解説・森絵都「どんな個性も大らかなユーモアをもって包みこむことで、マイナスをもプラスに転化させる。これぞ嶋津マジックだろう」
何気ないやりとりから生れる違和感がクセになる、オリジナリティ溢れる全7篇。
【本日発売】#嶋津輝 『#駐車場とねこ 』
家政婦の姉とラブホ受付の妹、クリーニング店主人と常識外れの若い女性客、インゲンと間違えてさやえんどうを買った小学生、餌をあげていた駐車場の猫が消えた…
個性的な人々の何気ないやりとり、違和感がクセになる、愛すべき7篇です!解説=#森絵都 pic.twitter.com/0Rcbxaxc2r
— 文春文庫 (@bunshunbunko) April 6, 2022
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