おれたちの歌をうたえ 呉勝浩 (著) 文藝春秋 (2021/2/10)

「あんた、ゴミサトシって知ってるか?」

元刑事の河辺のもとに、ある日かかってきた電話。

その瞬間、封印していた記憶があふれ出す。

真っ白な雪と、死体――。

あの日、本当は何があったのか?

友が遺した暗号に導かれ、40年前の事件を洗いはじめた河辺とチンピラの茂田はやがて、隠されてきた真実へとたどり着く。

『スワン』で日本推理作家協会賞、吉川英治文学新人賞を受賞。

圧倒的実力を誇る著者が、迸る想いで書き上げた大人のための大河ミステリー。


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