「80歳の壁」を超える食事術 吉村芳弘 (著) 幻冬舎 (2022/11/30) 990円

好きなものを、好きなだけ!

塩分も糖分も揚げ物もOK

70歳になったら、しっかり食べてしっかり太っておきましょう!

最新医学で明らかになった、健康長寿のための新常識。

「80歳の壁」を超えるには、まず「食べる」こと。

「健康=やせる」だった若いときとは逆で、70代では「やせない」ことが何より大切だ。

老化に伴う病気でも、怖いのは病気そのものよりも、治療後に体力が落ちてしまうこと。

そうならないために、65歳を過ぎたら食事をギアチェンジ、

なんでも好きなものをしっかり食べて「小太り」「ぽっちゃり」になっておこう。

筋肉を増やす食べ物、どうしても食欲がわかないときの対処法等々、

高齢者の栄養・筋肉維持の第一人者である医師がアドバイスする、健康長寿のための新常識。

【目次抜粋】
プロローグ 70歳になったら絶対にやせてはいけない
・日本人の健康寿命は短い。ラスト10年は「病院のガイコツ」になる可能性大
・コロナ禍以降、要介護が急増。食欲が減り、低栄養に
・がんや脳卒中より筋肉不足と虚弱で死に至る

第1章 筋肉を増やす食事で、健康寿命をのばす
・ペットボトルの蓋を開けられる? 70代が健康貯金のラストチャンス
・ダイエットは65歳まで。食べたいものを食べ、体重を減らさない
・高齢者の半数は筋肉不足。長生きする人はふくらはぎが太い
・むくんでいる人は太って見えてもやせている
・むせる原因は喉の筋力低下。食べない人ほど食べられなくなる
・最新医学は治療より栄養優先。糖尿病でも食事を制限しない

第2章 65歳からは食事制限しなくていい
・「粗食こそ美食」はうそ。野菜の味噌汁より豚汁
・毎食、肉・魚、豆腐、牛乳を。朝食にはステーキが理想的
・胃もたれする人は、ちくわ、はんぺんがおすすめ
・塩も醤油も使っていい。食欲が増すなら晩酌もOK
・ファミレスではパスタより、ハンバーグ定食を選ぶ
・ひとさじのえごま油や亜麻仁油が体内の炎症を抑える

第3章 「食べたくても食べられない」を解決する
・料理のこだわりを捨て、コンビニ総菜や缶詰を使う
・時間をかけて食べてもいい。家族は急かしてはいけない
・虫歯や合わない入れ歯を放っておくと将来寝たきりに
・女性は注意! 猫背の人ほど食べられなくなる
・食べられないのは、老年期うつかもしれない
・プロテインパウダーとMCTオイルで栄養価を高める

第4章 薬を減らせば元気に生きられる
・薬を5剤以上のんでいると不健康になる
・高血圧や糖尿病の予防薬で認知症や心臓病に
・必要のない薬はのまない。いますぐ薬を減らす

エピローグ 老後2000万円の貯金より70代の健康貯金を
・医師には遠慮しない。医療は自分で選んで自分で決める
・「この薬、のみ切らん!」と笑顔で断れる人ほど健康で元気
・波平さんはじつは50代! いまの高齢者は20歳若返っている ……ほか


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