祭りと信仰の怖い話 月の砂漠 (著) 竹書房 (2025/3/31) 803円

「耳やった。腐ってべちょべちょになった人間の耳…」

埋め墓から出てきたのは死体よりも恐ろしい未来――

(奈良県/両墓制の風習より)

「祀」る闇と光。

土俗信仰の掟、恐怖の秘祭…日本各地の民間信仰の深淵を覗く怪奇譚38篇を収録。

【禁忌】山岳信仰の忌日。その日山に入ると、頭から木が生えて死ぬ…(新潟県西頸城郡)
【奇祭】けして見てはならない、でやんな祭り。見た者は目が潰れる…(島根県隠岐郡)
【人柱】旅の老僧が命を捧げた難工事。祭りで起きた奇跡とは…(静岡県富士市)
【祟り】地域の祠信仰。罰当たりな行為への報いは代を越えて続く…(宮崎県M市某町)
【呪物】死体に握らせて作る呪い人形。どんと焼きで処分しようとすると…(静岡県伊東市)

祟る神、障る土地。日本各地の民間信仰で脈々と受け継がれてきた「祀り」の文化。

神仏の恵みと祟りは表裏一体であり、神と人の越えてはならない一線として禁忌というものが置かれてきた。

本書は北は秋田から南は鹿児島まで、島を含む全国23都府県の土着の民間信仰や奇祭、神事に纏わる恐怖譚を体験者から取材した怪異録である。

知られざる日本の風習、そこに隠された意味を読み解くとき、封じたはずの恐怖が呼び覚まされる……!

・左手首(茨城県小美玉市某所/河童信仰)
・宇宙人のイタズラ(長野県長野市松代町/皆神山信仰)
・鬼退治(愛知県犬山市/桃太郎神社の大神実命信仰)
・乳母車と老婆(福島県二本松市/安達ヶ原の巨石信仰)
・龍神様(静岡県御前崎市/桜ヶ池のお櫃収め)
・私は誰の子?(三重県伊勢市/夫婦岩の張替神事)
・化け馬(福島県相馬市/相馬野馬追)
・意地悪な鳥(宮城県東松島市/えんずのわり)
・黒猫の祟り(徳島県徳島市/王子神社 例大祭)
・女人禁制(宮城県気仙沼市/羽田神社のお山がけ)
・トシノヨの厄落とし(山口県萩市/節分の厄落とし)
・縁日の仏像(愛知県K市某町/仏像信仰)
・赤いヒメボタル (静岡県御殿場市/二岡神社例大祭)
・無間地獄(静岡県掛川市/阿波々神社の無間の井戸)
・家族団欒(長崎県五島列島某町/祖霊信仰に基づく墓まつり)
・生まれ変わり(新潟県佐渡市 賽の河原霊場/地蔵信仰)
・赤い靴(千葉県房総半島某地区/形代信仰)
・そそっかしい人(愛媛県松山市某町/滅罪信仰に基づく三度回し)
・弔いの儀式(新潟県岩船郡某地区/民間信仰に基づく葬送風習)
・埋め墓を掘る(奈良県大和高原地方某所/両墓制の風習)
ほか。

著者について
埼玉県出身。放送作家、劇団脚本家。第四回上方落語台本大賞で大賞。第七回森三郎童話賞で最優秀賞。竹書房怪談文庫での主な参加共著に「実話怪談 怪奇島」「奥羽怪談 鬼多國ノ怪」「呪録 怪の産声」「伝承異聞 呪林」など。


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