
東京の中堅オークション会社で働く小洗凜太郎はまだ勉強中の若手だ。
会社で一番の「シゴデキ」先輩、冬城美紅とペアを組むことになり、緊張で胃が痛む日が始まった――
社運を賭けたオークションの開催直前、「爆破予告」が突如舞い込んできた。
誰が何のために!?
当日会場に集まった顔ぶれは……どうしてもウォーホル作品を落札したいご令嬢、借金で妻と冷戦状態のサラリーマンコレクター、経営のため、禁じ手を使おうとするギャラリーオーナーなど。
開幕、さあ、それぞれの思惑はどうなる!?
話題作『音のない理髪店』著者の真骨頂!
著者について
1988年、京都府生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業後、2015年に第14回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、翌年に受賞作『神の値段』でデビュー。
主な著書に美大生の青春群像劇『ピカソになれない私たち』、茶道の稽古をめぐる小説集『飛石を渡れば』、アートにちなんだ5編からなる短編集『光をえがく人』、日本文化の魅力を深掘りする新聞連載を立ち上げた凸凹コンビの活躍を描く『ジャポニスム謎調査 新聞社文化部旅するコンビ』などがある。シリーズに、大英博物館の修復士の世界を舞台にしたミステリー「コンサバター」シリーズなど。近著に『カンヴァスの恋人たち』『音のない理髪店』がある。
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