
湖畔のロッジ〈碧い風〉に滞在している沢柳将司は息を殺していた。
ロッジで働く岡野仁美と人気スターの佐田マモルが隠れて会っているところに遭遇したのだ。
ドラマの撮影が終わり、東京に帰らなければならないマモル。

一緒に行こうと誘われた仁美は迷っているらしい。
沢柳は二人の恋路を応援するも、マモルと交際していた女優の久保照美がロッジに乗り込んできたことで事態は急変し――。

著者について
赤川次郎(アカガワジロウ)
1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。
「夏の終わりのペンションでの出来事。主人公は、最後まで謎のまま。
登場人物のもめ事も、それなりにわかるが、なぜ、人が死ななきゃいけなかったのか。
過失とはいえ、死なせた人の責任が問われないのはなぜか。
どうしてこういう物語にしたのか。
なぞが残る物語。」「何回も読んだけど……面白いです。」
|
|



