消えた歌の風景 PART1 懐かしい21の童謡・唱歌 内館牧子 (著) 清流出版; A5版変型 (2022/3/2) 1,760円

脚本家・内館牧子がつづる、童謡・唱歌の情景、忘れたくない日本の心。

「朧月夜」「仰げば尊し」「われは海の子」「虫のこえ」「冬景色」など 21の歌から見えてくる、日本人の生き方、懐かしい景色。

目次

~はじめに~ 船頭さん

春の歌
朧月夜
仰げば尊し
さくら貝の歌
みかんの花咲く丘
箱根八里

夏の歌
蛙の笛
汽車ぽっぽ
この道

われは海の子

秋の歌
見てござる

虫のこえ
叱られて
故郷の空

冬の歌
冬の星座
もずが枯木で
冬景色
お正月
冬の夜

あとがき

著者について
内館牧子(うちだて・まきこ)●1948年秋田市生まれ、東京育ち。武蔵野美術大学卒業後、13年半のOL生活を経て、1988年脚本家としてデビュー。テレビドラマの脚本は「ひらり」(1993年第1回橋田壽賀子賞)、「毛利元就」(1997年NHK大河ドラマ)、「小さな神たちの祭り」(2021年アジアテレビジョンアワード最優秀作品賞)など多数。小説家、エッセイストとしても活躍。2000年より10年間、女性初の日本相撲協会の横綱審議委員を務める。2003年、大相撲研究のために東北大学大学院に入学、2006年3月修了。著書に『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』(共に講談社)、『小さな神たちの祭り』(潮出版社)、『男の不作法』『女の不作法』(共に幻冬舎)など。

「かねがね「仰げば尊し」が学校で歌われなくなったのを不思議に思っていた。言論テレビで花田氏が紹介されているのを知り、Amazonで直ぐに注文した。翌日届いた。美しい装丁の本であった。挿絵も素敵である。
「日本人チームのお返し」のページを読み出して、この美しい本を濡らしてしまった。私の涙で。一つひとつの唄への著者の語りが身に染みる。日本の時代の風景が蘇る。子や孫に読ませたい一冊である。」


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