
描かれているのは明日の私かもしれない。
〈女の罪〉をテーマに描いた短編集
他人の“忘れ物”で生計を立てる元OL(「ブラック・ティー」)、
19歳から付き合っていた恋人を捨てたはずが、東大卒のエリートとの結婚披露宴会場でその元彼と再会してしまった花嫁(「寿」)、
推し活のために娘の貯金に手を付けた母親を追って上京した女子高生(「ママ・ドント・クライ」)、
同期との7年越しの不倫に終止符を打った証券会社社員(「夏風邪」)――
描かれているのは明日の私かもしれない。
〈女の罪〉を描いた10編。

著者について
山本 文緒
1987年に『プレミアム・プールの日々』で少女小説家としてデビュー。1992年「パイナップルの彼方」を皮切りに一般の小説へと方向性をシフト。1999年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞受賞。2001年『プラナリア』で第24回直木賞を受賞。2021年逝去。
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