子どもを壊す部活トレ 中野ジェームズ修一 (著) 中央公論新社 (2022/5/10) 946円

「そのトレーニング、子どもたちには危険です。」

皆さんは、部活動でどんな練習をしていますか? もしくは子どもの頃、どんな練習をしていたでしょうか。

水分補給の禁止やウサギ跳びなど、今では考えられないようなことをしてきた人もいるでしょう。

現在ではだいぶ変化してきたものの、世界のアスリートたちをサポートしてきた著者からみると、まだまだ改善すべき点が多く、学生たちの話を聞く度、驚愕することが多いと言います。

本書は、フィジカルトレーナーとして青学駅伝部を優勝に導いた立役者の一人である著者が、勝つためのトレーニングやケアの仕方を教えるもの。

「全員で同じ練習をこなすのは無理がある」
「アキレス腱のばしの準備体操には意味が無い」
「負けた試合を振り返るのは逆効果」

など、熟知しているからこその目から鱗の情報も満載です。

今まさに部活動に勤しんでいる若者たちはもちろん、親や家族、コーチ、教育関係者など、成長をサポートする人たちも必読の1冊。日頃のトレーニングを効率良くする方法を知るのにも、役立ちます。

《「読売中高生新聞」好評連載「間違いだらけの部活トレ」待望の書籍化! 》

【目次】
序 章 日本の部活動のいま
第1章 トレーニングはこれが正解
第2章 準備とケアはこれが効く
第3章 日常生活のススメ

著者について
中野ジェームズ修一
PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー。1971年、長野県生まれ。フィジカルを強化することで競技力向上や怪我予防、ロコモテブシンドローム・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球の福原愛選手やバドミントンのフジカキペアなど、多くのアスリートから絶大な支持を得ている。2014年からは、青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化指導も担当。著書は『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP社)、『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ』シリーズ、『定年後が180度変わる 大人の運動』『医師も薦める 子どもの運動』(すべて徳間書店)など、ベストセラー多数。


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