ついでにジェントルメン 柚木麻子 (著) 文藝春秋 (2025/1/4) 770円

なぜか微妙に社会と歯車の噛み合わない人々のもどかしさを、しなやかな筆致とユーモアで軽やかに飛び越えていく短編集。

「自分の人生振り返りながら読んだって言ってました。あげた人が。」

「著者のインタビュー記事をきっかけに、この方の著書を初めて読みました。
どれも面白かったですが、あしみじおじさんと、エルゴと不倫鮨、最後の女性限定アパートの話が特に好きです。
私はもういい歳ですし、若い頃より女性特有の大変さ、怖さを感じることは減っていますが、それでも分かる分かると頷く事が多く、また、登場人物達が見せるシスターフッドの連携の様に、少しずつ助け合って生きていきたいし、できれば菊池寛のように笑女性たちの力になれるおばさんになりたいなぁと思いました。
そして私は女ですが自分で無自覚な特権もあると思うので、この小説でちくりとされている、自分の特権に見て見ぬふりの男性達の様にならない様にしたいなぁとも思います。
ちなみに、小説は説教くさくもなく、話のテンポも弾んでいて、読後感は爽快です。全ての男性を悪く書いている訳ではないので色んな人が手に取ってくれたら良いなと思いました。」

「情景が目に浮かぶ描写で、登場人物達が生き生きとしている。
そして余韻の残し方が良い。
登場人物達のその後の続編が読みたい。

特に「ComComKan!!」と「立っているものは舅でも使え」が好み。
その後があれば良いな。」


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