ゴリラ裁判の日 須藤古都離 (著) 講談社 (2025/5/15) 891円

満場一致のメフィスト賞受賞作にしてデビュー作がいよいよ文庫化。

まさかゴリラに泣かされる日がくるとは――誰もが応援したくなる最強のヒロイン、ここに登場。

数多の作家、書評家、書店員の度肝を抜いた全人類必読のミステリー。

「ダ・ヴィンチ」プラチナ本! 読書メーター「読みたい本ランキング」1位。

京極夏彦さん、宮部みゆきさん、宮島未奈さん、宮内祐介さん、

五十嵐律人さん、斜線堂有紀さん、真下みことさんなどが大絶賛!!

カメルーンで生まれたニシローランドゴリラ、名前はローズ。メス、というよりも女性と言った方がいいだろう。

ローズは人間に匹敵する知能を持ち、言葉を理解し「会話」もできる。

彼女は運命に導かれ、アメリカの動物園で暮らすようになり、そこで出会ったゴリラと愛を育み、夫婦の関係となった。

だが ―― 。

その夫ゴリラが、人間の子どもを助けるためにという理由で、銃で殺されてしまう。

どうしても許せない。

ローズは、夫のために、そして自分のために、人間に対して裁判で闘いを挑む!

正義とは何か?

人間とは何か?

ゴリラの命は人間よりも軽いのか――私たちの”当たり前”を問う感動巨編。

著者について
1987年神奈川県生まれ。青山学院大学卒業。2022年『ゴリラ裁判の日』(本書)で第64回メフィスト賞を受賞し、デビュー。他の著書に『無限の月』。最新作は『ゾンビがいた季節』。

「もしも、ゴリラが言葉を話せたら。。。
もしかして、世の中が変わるかもしれません。
人類だけが人間ではないと定義すれば、真の多様性が広がるような気がしました。」

「この本の魅力は主に二つあると思います。一つは、ゴリラの生態を「ゴリラ目線」で描写できているところです。私はホモサピエンスなので、綿密に言えばゴリラ目線が如何なるものかを合理的に説明できませんが、不思議と「これこそがゴリラ目線だ」と思わせる何かがあります。そこが魅力です。二つ目は、この本の大罪はゴリラですが、恐らく先述した「思わせる何か」が、裁判の結末とそこで戦うゴリラの姿によって、ホモサピエンスの中にも同種同根の課題があることを想像させてしまう魅力です。」

「ラジオで紹介されていたので興味が湧き予約注文しました。小難しい単語などがあまり無く理解しやすく文章の流れも読みやすく感じドラマの中に引き込まれる作品だったと思います。
SFとは違い実際にあり得ると思えばあり得るかもと想像を楽しめる内容でした。。」


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