ホームズ四世 新堂冬樹 (著) 中央公論新社 (2022/3/23) 990円

歌舞伎町のNo1ホスト響(ひびき)(ホームズの曾孫)は常連客の失踪に興味を持つ。

行方を追う響の前に探偵を名乗る檸(れ)檬(もん)(ワトスンの曾孫)が現れ、タッグを組むことに。

二人は世界を動かす闇政府「円卓評議会」の存在にたどり着くが、その首領ラブリーこそホームズ最大のライバルにして悪の天才ジェームズ・モリアーティ教授の孫であった!?

誰が味方で誰が敵? 三百億円のダイヤの行方は? ヤング・ホームズ冒険譚!

著者について
新堂冬樹
大阪生まれ。金融会社勤務、コンサルタント業を経て、一九九八年「血塗られた神話」で第七回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。以後エンターテインメント小説を縦横に執筆する。著書に『血』『無間地獄』『枕女優』『痴漢冤罪』『忘れ雪』『紙のピアノ』『神を喰らう者たち』『犯人は、あなたです』など多数。映像化された作品も多い。

「後味はよく読後感はよい。ライトにすらすら読めますが、ただし、読んだ後に何も残りません。2度読み返したくはなりません。私は図書館で読みましたが、購入しなくても図書館で読むか借りるかしたほうがいいと思いますよ。一度読めば十分な話なので・・・。基本的にライトに軽く読めるので図書館で借りてカフェで珈琲にケーキでも食べながら読んだらいいんじゃないかと思います。」

「題名にホームズの名があったから読んでみた。ホームズ、ワトソン、モリアーティの子孫が日本に居て、ホームズの子孫はホストクラブのNo.1。推理力もホームズ譲りで、アイドル並みの容姿をもつワトソンの子孫の女性と共に事件の謎を解いていく…という設定の話。軽く読める本。」

「うーん、設定はとても斬新で、とっつきやすいのですが…このオチでは、別にその設定要らん…(笑)」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事