いえ 小野寺史宜 (著) 祥伝社 (2022/2/9) 902円

妹が、怪我を負った。案外面倒な兄なんだな、おれは――。

家族と、友と、やりきれない想いの行き先を探す物語

累計32万部突破『ひと』『まち』に続く新たな感動作、誕生!

友がいて職場があって、ひとが築く、まち。

その中に暮らす我が家。近くて遠い、家族。

社会人三年めの三上傑には、大学生の妹、若緒がいた。

仲は特に良くも悪くもなく、普通。しかし最近、傑は妹のことばかり気にかけている。

傑の友だちであり若緒の恋人でもある城山大河が、ドライブデート中に事故を起こしたのだ。

後遺症で、若緒は左足を引きずるようになってしまった。

以来、家族ぐるみの付き合いだった大河を巡って、三上家はどこかぎくしゃくしている。

教員の父は大河に一定の理解を示すが、納得いかない母は突っかかり、喧嘩が絶えない。

ハンデを負いながら、若緒は就活に苦戦中。家族に、友に、どう接すればいいのか。

思い悩む傑は……。

著者について
千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」でオール讀物新人賞、08年「ROCKER」でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。『ひと』が2019年本屋大賞第2位に輝き、累計42万部のベストセラーに。同書は第3回宮崎本大賞も受賞した。他の著書に『ホケツ!』『家族のシナリオ』『まち』(以上祥伝社文庫)『うたう』(小社刊)、『モノ』『日比野豆腐店』など多数。

「一人の物語のはずが、誰かと誰かの人生が重なる、触れることを感じる。田野倉や江藤さんが少しだけ出てきて、その人たちのことを前作で知っているから、涙が出そうになるほど感動してしまう。何とこの世は救いに満ちているのだろうか。可能性に満ちているのだろうか。完璧じゃなく、未熟で当たり前な若者の、それでも優しい物語。ごちそうさまでした。」

「良くも悪くも著者らしい奇をてらったものではない普通の日常描写。
交通事故で怪我を負った妹を気遣う一方それだけではない自分の人生、家族や友人知人との関わりを描いている。
正直盛り上がる内容ではない。
でも日常ってこんな感じだよなとどこか満足させる仕上がりは著者の作風によるものである。」

「作家さん独特な雰囲気はどの作品にも貫かれていて好感が持てる。「ひと」が一番好みだった。」


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