生きづらい子を諦めない 宮口幸治 (著)、佐々木昭后 (作画) 扶桑社 (2022/2/27) 1,650円

マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち3

120万部超の大ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』シリーズの著者による少年院のプログラムから学ぶ“うまくいかない子”が生きやすくなる超実践的な教育法

「少年犯罪は断罪では解決しない。矯正のリアルがわかる1冊」和田秀樹さん推薦!

子どもを加害者にも被害者にもしない!

・すぐにキレてしまう子→怒りをコントロールする練習
・柔軟に考えられない子→問題解決トレーニング
・集中力がない子→認知機能強化トレーニング

【目次】
第1章 少年鑑別所入所から少年院入院までの流れを知ろう
第2章 医療少年院の生活を知ろう
第3章 少年院教育を知ろう
第4章 見学報告会でまとめよう

著者について
宮口幸治(みやぐち・こうじ)
立命館大学教授、(一社)日本 COG-TR 学会代表理事。京都大学工学部を卒 業後、建設コンサルタント会社に勤務。その後、神戸大学医学部を卒業し、児 童精神科医として精神科病院や医療少年院、女子少年院などに勤務。 医学博士、 臨 床 心 理 士 。2 0 1 6 年 よ り 現 職 。 著 書 に 、2 0 2 0 年 度 の 新 書 部 門 ベ スト セ ラ ー と な っ た『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮新書)などがある。

「コグトレが少年院で初めて実施されたことは知っていました。でも、なかなか少年院の実態を知ることはありません。「生きづらい子を諦めない」では、その少年院の様子をマンガで分かりやすく知ることができました。まるで、コグトレが生まれた場面をリアルタイムで見ているようでした。少年院に入る子どもたちは、環境や本人にとって十分でなかった教育のために生きづらい思いをしてきたのです。胸が締め付けられる思いでした。ただ、そこにはコグトレの指導があり、子どもたちは「等身大」の解決策で理解を深めていくのです。キノシタ君の成長が、我が子のことのように嬉しくなりました。今後の大頭先生のコグトレの取り組みも気になりますが、黒沢先生ともどうなるか・・・気になります。」

「“少年院に行きつく子”という表現はショッキングですが、コミックに救われます。幼少時からの環境のすべてが子どもにつながっていることを改めて学びました。少年院での関わりや教育が生きづらい子どもへの支援のヒントとなることにも納得です。学びも恋の行方も、また次巻が待ち遠しくなります!」

「当シリーズの本を毎回購入しております。とても参考になります。次回も期待しております。」


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