Invent&Wander ジェフ・ベゾス (著)、ウォルター・アイザックソン (著)、関美和 (翻訳) ダイヤモンド社 (2021/12/8) 1,980円

ジェフ・ベゾス Collected Writings

★ジェフ・ベゾス自らの言葉による初めての本!
★世界的ベストセラー、ついに日本上陸!
★「ロングターム思考」「Day1哲学」「顧客にこだわる方法」……アマゾンを導き続けてきた成功の原則とは?
★100万部ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』著者、ウォルター・アイザックソンが序文を担当!

世界最高のカリスマを成功に導いた、驚くべき思考のすべて。

1997年のNASDAQ上場から、コロナ禍が世界を襲った現在まで、ベゾスが毎年送ってきた「株主への手紙」を掲載!

さらに、「ビジネスの考え方」や日々の「意思決定の方法」から「未来予測」まで、ベゾスの思考法のすべてがわかる。

★アマゾンの驚異的成功を生んだ「考え方・ロジック・原則」とは?

・「Day 1哲学」の重要性
・なぜ「長期がすべて」なのか?
・顧客に「本当にこだわる」とはどういうことか?
・「新しいビジネス」を始め、成長を生み出す方法
・「カルチャー」が致命的に重要な理由
・「失敗を厭わない姿勢」と「イノベーション」の密接な関係
・「パンデミック」で明らかになったこと

★本書の内容とは?(以下、序文より抜粋)

これほど有名になり影響力を持ってもなお、例の豪快な笑い声の陰にある彼の人物像はどこか謎に包まれている。

それでも、その人生の軌跡と彼の書いたものをたどれば、何が彼を動かしているのかが見えてくる。

読者のみなさんは本書を通して、ベゾスのインタビューや著述や1997年以来彼がみずから綴ってきた株主への年次書簡から、多くの教訓を学び、隠れた真実を知ることができるだろう。

「われわれは発明や新しいことに挑戦したい」とベゾスは言う。

「長期的な視点は発明に不可欠だ。発明の過程では、かならずたくさん失敗するから」

宇宙旅行への関心は、遠い未来にたえず目を向けさせてくれるのだとベゾスは言う。

アマゾンでも実践してきたように、はるかかなたの時間軸を見据える能力は、ベゾスの数ある強みのひとつである。ブルーオリジンの企業理念に、ベゾスはこう記している。

「ブルーオリジンは辛抱強く、一歩一歩、長期目標を追求していく」

ブルーオリジンの企業ロゴにはラテン語で「GRADATIM FEROCITER」の文字が組み込まれている。

その意味は「一歩一歩、猛烈に」である。

著者について
ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)
アマゾン創業者、元CEO。宇宙飛行のコスト削減と安全性向上に取り組む宇宙開発企業、ブルーオリジン創業者。ワシントン・ポスト社オーナー。2018年、ホームレスの家族を支援する非営利団体の支援や、低所得地域の優良な幼稚園のネットワーク構築に注力するベゾス・デイワン基金を設立。1986年、プリンストン大学を電気工学とコンピューターサイエンスでサマ・カム・ラウディ(最優秀)、ファイ・ベータ・カッパ(全米優等学生友愛会)メンバーとして卒業、1999年、タイム誌「パーソン・オブ・ザ・イヤー」選出。

ウォルター・アイザックソン(Walter Isaacson)
『スティーブ・ジョブズ(I・II)』(講談社)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ(上・下)』(文藝春秋)など、著作多数。

関美和(せき・みわ)
翻訳家。MPower Partners Fundゼネラル・パートナー。慶應義塾大学文学部・法学部卒業。電通、スミス・バーニー勤務の後、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長を務める。また、アジア女子大学(バングラデシュ)支援財団の理事も務めている。訳書に『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』(NHK出版)、『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(共訳、日経BP)、『父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』(ダイヤモンド社)などがある。

「ベゾスが株主に向けて毎年書いてきた手紙と、その他、人生と仕事についてや意思決定の方法など、さまざまなことについて語ってきた文章をまとめた一冊。」

「印象的な2つの学び|
(1) 優しくなることは賢くなることより難しい。
(2) 80歳になったとき後悔が最小になるように生きる。
現代経営の先端を生きるベソス氏の考えを本人の言葉で読めるのは貴重。たとえ講演会に行けたとしても、この中の一つの話題しか聞くことができないと思う。」

「長期の視点は重要だが、短期の結果も求めれれる。そのつり合い・調和を見事なまでに表現するAmazon。ジェフ・ベゾスの創造と成功の原則というべきものが本書のテーマだ。これまでAmazonに関する書籍を読み漁ってきた読者には、新鮮味は全くないと言ってよい。それでもベゾス本人の言葉がつづられるエピソード集と思えば、これまでの書籍とはやはり異なるように思われる。20年間株主に向けて発された言葉の編集ではあるが、果たしてこの言葉は、誰が発した言葉であろうか。Amazonの場合は疑うべくもないのであろう。多くの会社の株主に充てた招集通知など、社内のゴーストライターの手によるものであると考えるならば、このメッセージは明確に一線を画しており、Amazonの強さを物語っている。」


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