歎異抄をひらく 高森顕徹 (著) 1万年堂出版 (2008/3/3) 1,760円

無人島に、1冊もっていくなら『歎異抄』

日本人に「生きる力」と「心の癒やし」を与えてきた古典が『歎異抄』です。

「無人島に、1冊もっていくなら『歎異抄』」といわれ、多くの人に愛読されている理由も、そこにあります。

本書には、『歎異抄』の分かりやすい現代語訳と、詳しい解説が掲載されています。800年の時を超えて、親鸞聖人と弟子の対話が、生き生きと伝わってきます。

『歎異抄』の楽しさ、深さを学ぶ決定版であり、ベストセラーとなっています。

「285頁以降に『歎異抄』の原文があるが、それを何回読んでもよく理解出来なかった。したがって、1頁から解説文を読んで、『歎異抄』で書かれている事がよく理解出来た。しかし、178頁にもあるように「絶対の幸福に救われれば、寝ても覚めても立ても居ても、南無阿弥陀仏と称える念仏は、救われた弥陀の御恩に南無阿弥陀仏と称えて報いる感謝の念仏である。」との細説を読んでも、毎日それを実行する気にはなれない。私は仏教徒でもないし、キリスト教信者でもない。確かに死後の世界については、誰でも興味があると思うが、生前に『歎異抄』に書かれている事を実行出来る人は少ないのではないか?」

「ようやく読み終えました。なかなか理解できず途中で休憩。無理して理解しようとせず、時間の経過でふと「こういうことか~」と少し分かる時がくるようです。人から人へと伝わる内に自分の思いなどが入り複雑になり、色々な考えが生まれることがよく分かります。真実はお天道様が知っている、かな。」

「以前から読みたいと思ってましたが、映画化決定で、新聞に出演者のコメントなども載っていたので、購入しました。まだ、読み始めたところですが、意訳はもちろん、難しい単語や専門用語も欄外に注釈があり、初心者にも分かりやすそうです。原文の「書」は美しく、桜のカラー写真もとても綺麗で癒されます。」


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