飲まない生き方 ソバーキュリアス ルビー・ウォリントン(著)、永井二菜(翻訳) 方丈社(2021/10/29) 1,760円

シラフこそクール!

アルコールを飲まない生き方

それがソバーキュリアス(Sober Curious)!!

アルコールを飲まない生き方=“ソバーキュリアス(Sober Curious)”を選択するとどうなるか。

二日酔い、集中力散漫、情緒不安など、飲酒の弊害から解放され、睡眠、集中力、人づきあい、 時間の使い方など、人生が大きく変わる。

その効用を多方面から論じるとともに実践方法を紹介する。

ソバーキュリアスを実践する人を「ソバキュリアン」と称する。

ソバキュリアンは、体質的に アルコールを飲めない人ではなく、元々は飲酒歴がある人を示す。

また、これまでに飲酒トラブルを起こすなどネガティブな要因からの断酒ではなく、酒をやめることを前向きで健康的で有望な選択肢 として自らが選んだ禁酒家のことである。

知識と覚悟をもってアルコールとのつきあい方を見直せば、自分が未来の担い手として無限の 可能性を秘めていることに気づくはず。

酒をやめて失うものはただ一つ――酔っぱらうことだけ。

飲まない人生に「退屈」の文字はない!(翻訳)

ソバーキュリアスを選択するとどうなるのか?

  • 睡眠のリズムが整い、ぐっすり眠れて疲れがとれる
  • 肌のトラブルが解消する
  • 自信がみなぎる
  • 生産性がアップする
  • 不安が軽くなる
  • お金がたまる
  • 人生に希望、活力、ときめきを感じる
  • 寝たくもない相手と寝ることはなくなる

目次
はじめに――酒をやめればラクになれるのか
第1章 魔物の正体
誰もが多少なりとも「依存」している
飲みぐせはこうして身につく
“ほどほど”は通用しない
習慣を変えるのは何よりも難しい
リラプス(再飲酒)はリマインダー

第2章 アルコールが恋しくなったら
“アル恋”の引き金を知る
一滴も飲まずに人とつきあうには?
酒と同調圧力
飲まない人生に「退屈」の文字はない

第3章 酒とセックスと男と女
「デートでも飲んだらダメですか? 」
セックスはしらふに限る!
アルコールと出会い系
ソバキュリアンは自分に恋する

第4章 スピリットをもってスピリッツを制す
自分と再会するためのスピリチュアルな旅
心のグラスを満たすもの
飲まない自分は何者なのか?

第5章 健康ブームと赤ワイン
体はもともとソバキュリアン
雑念依存には瞑想が効果的
オーガズムな眠り
#ウェルネスと#地球の未来

第6章 酒で心はごまかせない
幸せ気分は心の初期設定
違和感を味方にしよう
心の知性を磨く
アルコールと自信のパラドックス

第7章 しらふでハイになる
歌う、踊る、語る、静かなひとときを堪能する
価値あるハイは努力の価値あり
リラックスするには
解放感を味わうには
親睦を深めるには
陽気になるには
非日常感に酔いしれるには

第8章 酒の席につきあう
××とアルコールは使いよう
酒好きに囲まれるのも悪くない

第9章 二日酔いのない社会へ
自分の問題が片づくと、人の役に立ちたくなる
ドラゴン退治と心のゆとり
飲まない社会は人にやさしい
すべては小さな意識変革から

第10章 ソバキュリを貫くための12ステップ

「著者は医師でもなくカウンセラーでもなく、1人のジャーナリストです。彼女の過去の飲酒習慣から始まり、ソバキュリに至るまでの過程から、ソバキュリのメリット等がつらつらと綴られています。学術書とは全く違いますが、ソバーキュリアスに興味があったり、既にライフスタイルにしているという方は、この最先端のトレンドを理解するために、本書を読んで勉強する価値はあると思います。ただ、読んだ感想として、人生が変わる位のショックは無いと思います。私自身、何の苦もなく断酒をできていたので、本書はむしろソバキュリな自分に酔いたくて本棚に飾るために買ったみたいな感じです。」


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