「生きることは、食べること。
食べることは、生きること。
だからこそ、無理なく続けられるよう簡単に
けれども、よりおいしくなるよう工夫して」
シニアレシピや電子レンジ調理など、500冊以上の料理本を手掛けてきた村上祥子さんが、「遺言」として伝えたかったことは、いたって簡潔。
だしは簡単な「1分だし」でOK。
エビチリもさばみそも、ラクしてレンチンで作ればいい。
難しいことをしなくても、味わい深くヘルシーな料理は作れます。
この本では、料理人生50年を歩んできた村上祥子さんが、いつか『村上食堂』を開くためにと書き溜めたレシピの中から、75品を厳選。
「本当に遺したい」ベストレシピを1冊にまとめました。
昭和・平成・令和と時代を越え、村上祥子さんが家族や身近な人たちに作り続けた料理。
それはルーツをたどれば「1970年代の日本の食卓」がベースであり、これからの「人生100年時代」を生きるための土台となるもの。
ほっこり懐かしく、素朴でシンプル。
自分と家族の健康を考えるすべての人に作ってほしい、ムラカミ流の遺言レシピです。
主婦と生活社より
村上祥子80歳 遺言レシピ
12月10日発売です!
食べることは生きること。
愛する人に作り続けたとっておき pic.twitter.com/G0AzgxAm7y— 村上祥子 (@sachikocooking) December 3, 2021
<もくじ>
第1章 昭和、平成、令和 作り続けてきたムラカミ流おかず
…ふわふわ肉だんご/さばのナゲット/油揚げのほたほた煮など
第2章 ハイカラだった母の洋食
…スコッチエッグ/オムライス/ビーフシチューなど
第3章 研究を重ねて五十年。電子レンジ料理
…えびのチリソース/いわしのしょうが煮/しめじのクリーム煮など
第4章 ハレとケのご飯と汁もの
…ちらしずし/あさりの汁かけご飯/いわしのつみれ汁など
コラム
…健康のヒケツは食習慣/私と食の思い出など
「昭和、平成、令和を料理家として歩まれてきた経験があるからこそ、ムダを削ぎ落とした究極のレシピが生まれたのだと読み進めながら納得した。いちばん気に入ったのは「油揚げのほたほた煮」。簡単に作れて愛らしいネーミング、冷蔵庫のスタメン入り確実。」
「料理写真がどれも美味しそう。作りたくなる感じでした。保存します。村上さんの料理ははずれがないです。」
「親しみやすく作ってみたいと思える料理、おいしそうな写真が多かったので購入。ちょっと変わった(昭和風の)料理があったり、レシピのエピソードが載っていたりするのも、ほかのレシピ本にはなくおもしろい。」
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