親鸞と道元 平岡聡 (著) 新潮社 (2022/2/17) 880円

救いか、悟りか。

念仏か、坐禅か。

信心か、修行か――

今なお計37000の寺院数を誇る浄土真宗と曹洞宗。

それぞれの宗祖である親鸞と道元は、ともに鎌倉仏教の旗手として斬新かつ独創的な思想を展開、日本仏教の行く末を大きく変えた。

しかし両者を比較すると、「念仏(南無阿弥陀仏)と坐禅(只管打坐)」「救い(絶対他力)と悟り(修証一等)」など、極めて対照的。

同じ仏教を掲げながら、なぜここまで違うのか――。

多様で寛容な日本仏教の魅力に迫り、宗教の本質を問う。


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