日記はレミさん、挿絵は和田さん。
1989年夏、フランス発スペイン経由、ゴールはイタリア。
楽しき家族の夏の思い出。
初めてのの文庫化。
「夫はいつも通り知らない料理に挑戦している。メニューの適当なところを指すのだ。(中略)あんまりおいそうじゃなかったけど。子どもたちはマカロニ・イタリアンスタイル。私も一口食べてみたらおいしかった。食べ慣れた味。これがいちばん正解〉(8月4日グラナダ)
お正月にぴったりな本を読んでいました。唱は中学生、率は小学生、1989年の家族旅行を平野レミが”喋る”そのままに。和田誠のコラム。挿絵もとてもキレイで音楽が聞こえてきそうな作品。手帳やノートを書く趣味の方はヒントになるはず。家族全員面白い!#読了 #旅の絵日記 #和田誠 #平野レミ #中公文庫 pic.twitter.com/s3H7wXJqyW
— ほんよみ (@le_sac_a_dos) January 4, 2022
「家庭内の様子が垣間見られて面白かった。」
「ご夫婦で共著というのに惹かれて購入しました。平野レミさんが文を、和田誠さんが絵を描かれています。お子さんが小学生と中学生だった頃の、子育てに大変な時期ではあったでしょうが、こういうときだからこその、幸せな家族旅行のひとときが描かれています。平野レミさんがテレビなどで拝見するような明るいキャラではなく、母として普通の親としての目線で文を綴っていることが新鮮でした。何より、和田誠というイラストレーターがもうこの世にいないことの意味を考える一冊でもあると思います。旅行に行きたいなー、でも行けないなーという方には、少しだけ行った気になれます。」
|