情事と事情 小手鞠るい (著) 幻冬舎 (2022/5/25) 1,980円

「すべての愛には、裏がある。」

恋愛小説の名手が描く、大人たちの上品で下品な恋愛事情、その一部始終。

著書メッセージ:「不倫に嫌悪感を抱いているあなたにも、不倫小説が大好きなあなたにも」

だらしない女ときちんとした女。
女癖の悪い男と誠実な男。
天使と悪魔。
結婚と不倫。
純愛と情事。

あなたは、どっちが好きですか。

私はもちろん、だらしない女と、女癖の悪い男と、悪魔と、不倫と、情事です。

だって、おもしろいじゃないですか、読むのも書くのも。

きちんとした女と誠実な男が結婚したって、つまらない家庭しか築けませんよ。

「幸福な家庭はどれも似たようなものだが、不幸な家庭はそれぞれに不幸なものである」と語ったのはトルストイですが、私はこう言いたい。

「恋愛を描いた小説はどれも似たようなものだが、情事を描いた小説はそれぞれに不条理で病み付きになる」と。

アメリカのテレビドラマシリーズを意識して、毎回ノンストップで読ませるエピソード7つ。

今までの小手鞠るいとは、ひと味もふた味も違った悪魔的に優雅な情事小説です。

不倫に嫌悪感を抱いているあなたにも、不倫小説が大好きなあなたにも、自信を持っておすすめします。

もちろん、恋愛小説が好きなあなたにも、嫌いなあなたにも。

著者について
1956年岡山県備前市生まれ。同志社大学卒業。1992年よりニューヨーク州在住。「詩とメルヘン」賞、「海燕」新人文学賞、島清恋愛文学賞、ボローニャ国際児童図書賞、小学館児童出版文化賞などを受賞。『エンキョリレンアイ』『幸福の一部である不幸を抱いて』『私たちの望むものは』『女性失格』、エッセイ集『空から森が降ってくる』『今夜もそっとおやすみなさい』など著書多数。児童書の作品も多数。1982年、詩集『愛する人にうたいたい』でデビュ―して、今年で物書き人生40年目を迎える。本作はその記念碑的作品である。


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