『1日10分のごほうび』NHK国際放送が選んだ日本の名作

ほっこりして、じーんと感動。私服のひとときをどうぞ。

NHK WORLD‐JAPANのラジオ番組で、世界17言語に訳して朗読された小説のなかから、豪華作家陣の作品を収録。

亡き妻のレシピ帳をもとに料理を始めた夫の胸に去来する想い。

対照的な人生を過ごす女友達からの意外なプレゼント。ラジオ番組の最終日、ある人へ贈られた感謝のメッセージ…。

小さな物語が私たちの日常にもたらす、至福のひととき。好評アンソロジー、シリーズ第二弾!

日本を代表する作家陣

新年最初の出社日、女性社員が会社の屋上で目にした小さな奇跡(赤川次郎著)。

ある団地に住む小学校の同級生3人が綴(つづ)ったいとおしい作文(江國香織著)。

初めて古本屋で売った本と、旅先で再会を果たす(角田光代著)。

偶然入ったバーで飲んだ酒が、目の前に見せた景色とは(田丸雅智著)。

亡き妻のレシピ帳で料理を始めた夫、その胸に去来する想い(中島京子著)。

対照的な人生の女友達から、意外なプレゼントが届く(原田マハ著)。

ラジオ番組の最終日、最愛の人へ贈られた感謝のメッセージ(森浩美著)。

死の直前、庭のアロエが発する言葉を口にした祖母から受け継いだもの(吉本ばなな著)。

ネットの声

「NHK国際放送の番組で、放送された作品集。制約のある時間の中、選ばれた作品らしく、どの作品もいい。私が特に気に入ったのは、『妻が椎茸だったころ』」

「読後に感動の余韻が残る秀逸な作品が載せられています。長編を読むのに疲れた時や逆に色々読みたいという方にもおすすめです。短編のよさは好きな時に読めて、好きな時にやめられること。でも、これを読んで、作家さんの技量がわかるのが短編なのかもなーとも思いました。」

「すぐに読み終わってしまう様な短編にも、書き手ごとの個性が見えて面白い。SNSやYouTubeもいいけど、短くてもプロの書き手が書いた文章を、ごほうびとして楽しめる文化はやはり大切にしたい。」


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