語らないトップアスリートが、初めて明かす心の内側――。
ゴルフとの出合いからマスターズ制覇までの知られざるエピソードを自らと向き合い余すところなく綴った唯一無二の自叙伝。
巻頭カラー32ページ付き。
2021年4月11日、世界中のゴルファーが憧れる「マスターズ」の栄冠を手にした松山英樹。
4歳のときに父親と行った打ちっぱなしの練習場でゴルフと出合い、プロゴルファーになるという夢をもち続けた少年は、今から10年前の2011年、アマチュアの大学生として初めて、その夢の舞台に立った。
「日本人には無理だ」と言われ続けながらも研鑽を積み、10年後の挑戦となった2021年、彼はついに、アジア人として初めて、勝者の証、グリーンジャケットに袖を通した。
プロ転向、ルーキーイヤーでの日本ツアー賞金王戴冠、アメリカPGAツアー進出、世界選手権制覇と、一見順調に見える実績も、実は挫折と苦悩に満ちた月日の連続だった。
本書は、これまで幾多の出版オファーを受けながらも断り続けた求道者が、マスターズを制覇したことにより、ついに刊行を決意した自叙伝だ。
ゴルフを愛する人々や若いゴルファーたち、そして、壁を越えようと挑戦している人々や将来を担う子どもたちなど多くの人たちに、自身の経験や歩みのなかで感じたことや学んだことを伝えたい。
そのように考え、単なる美談や成功談ではなく、これまで明かさなかった本当の姿、心の声をさらけ出した。
東京オリンピックでも重圧のかかるなか、マスターズチャンピオンらしい貫禄の戦いぶりを最後まで見せた松山選手。新たな景色を求めて、壁を越えていく挑戦は、続いていく。
『彼方への挑戦』(徳間書店)
プロゴルファー・松山英樹が悲願のマスターズ制覇までを綴った自叙伝が発売。ゴルフファンの方はもちろん、何かを成し遂げたい方向けの自己啓発書としても読み応え十分では。n pic.twitter.com/gxg5Uv9sty— ジュンク堂書店 神戸さんちか店 (@kobesanticaten) August 21, 2021
「今までに松山英樹選手の大ファンで、くまなくあらゆる情報や書籍、ゴルフ番組などを目を通しているので、もしかしたら新たな情報はないかもと、勝手に思いながらも読ませて頂きました。
良い意味で期待を大きく裏切られる様な内容でした。
本のボリュームもあり、文章、写真全てが新しい発見でいっぱいでした。
恥ずかしながら最初の写真から、最後まで感動して、泣きながら読んでしまいました。
何故ここまで、松山英樹選手が好きなのか?答えがこの一冊に集約されていました。
人としての、優しさ。強さ。弱さ。お茶目な一面。どこまでも深く突き詰めていく姿。何もかもやっぱり大好きな松山英樹さんでした。
プロとしてゴルフの一本道をまっすぐ歩いて行く姿に、感動させられ、魅了されています。
こんな形で松山英樹選手の脳内に触れる機会を与えてくれてありがとうございます。
また一つ、勇気や感動をもらいました。
これからもどんなときも応援しています。
GO HIDEKI !!」
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