80代で見つけた 生きる幸せ G3sewing (著) KADOKAWA (2022/8/8) 1,540円

あちこちガタが来てるけど 心は元気!

84歳、幸喜高齢者。お金がなくても、「生きがい」があるから、毎日幸せ。

G3sewing (じーさんソーイング)という名前で、がま口バッグをミシンで縫い、Twitterやブログでネット販売している84歳、後期高齢者の男性の、老後の日々を明るく前向きに、有意義に生きるための生き方のコツを綴るエッセイ。

年金3万円、数々の病に見舞われて、一日のほとんどをベッドで過ごす日々が、ミシンと出会って激変! がま口バッグ作りが生きがいに。

妻であるB3(ばーさん)や、3人の娘、ネットに詳しい孫たちに支えられ、応援されながら、「お金がなくても、生きがいがあるから、日々幸せ」に暮らす様子は、人生後半の生き方の参考になります。

著者について
G3sewing:84歳の元電気工事士の父(G3=じーさん)、80歳の母(B3=ばーさん)の幸喜(=後期)高齢者と50歳の娘の3人組のソーイングチーム。

娘にミシン修理を頼まれたことをきっかけに、G3は82歳でミシンを始める。

病気でほぼ寝たきりだったのに、ミシンによって職人魂がよみがえり、物作りが生きがいになる。

材料費を捻出するため、孫のアイデアでTwitterにがま口バッグの写真をアップしたら、思いがけずバズって注文が殺到。

体は衰えていくけれど、心が元気になったG3から一言。

「今が、人生の中で一番幸せ」。

「私の父も技術者でしたがうちの子たちのおじいちゃんとみんなで呼んでいたのでそのことを忘れていました。使わなくなったiPhoneをあげたらLINEもすぐに使いこなしていて楽しそう。孫とビデオ通話もできるし、LINEは音声入力を自分で見つけて使ってます。周りが年寄り扱いするのもダメなのかなとこの本を読んで反省しました。頼ったりお願いすることも大事ですね!テレビよりTwitterを見ている方が楽しい、84歳なのにPayPayでお会計を支払うというのも素敵でした。」

「自分の老後も気になるし、今、老後の親の暮らしも気になる世代です。80代で生きがいに出会えて、毎日が楽しくなるなんて! こんなふうに上手くいかないかもしれないけれど、勇気をもらいました。好きなことができる、人に喜んでもらえる、お金を得ることができて、好きなことが続けられる、たくさんの人と交流ができる。老後だけでなく、「人の幸せとは?」を考えさせらました。G3sewingの皆さん、体に気をつけて末長く続けてください!」

「Twitterでバズってたがま口バッグを作る80代のおじいちゃんってまだお元気かな?と思って検索して本が出ているのを知りました。
昔の苦労話は自分の祖父母と重なる部分もあり、うちの祖父母も年取ってからも色々させてあげたらよかったのかな。とちょっと後悔。
老後も無理しすぎずお金を稼いで生きがいを見出していくのって大事だな。と思いました。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事