「合戦」の日本史 本郷和人 (著) 中央公論新社 (2022/3/9) 946円

戦後、日本の歴史学においては、合戦=軍事の研究が一種のタブーとされてきました。

このため、織田信長の桶狭間の奇襲戦法、源義経の一ノ谷の戦いにおける鵯越の逆落としなどは、「盛って」語られはしますますが、学問的に価値のある資料から解き明かされたことはありません。

城攻め、奇襲、兵站、陣形……。歴史ファンたちが大好きなテーマですが、本当のところはどうだったのでしょうか。

本書ではこうした合戦のリアルに迫ります。

■第一章 合戦の真実
■第二章 戦術
――ドラマのような「戦術」「戦法」はありえたか
■第三章 城
――城攻め・籠城・補給・築城
■第四章 勝敗
――勝利に必要な要素とは

◎内容例

  • 本当に軍師は存在したのか?
  • 川中島の戦いの勝者を考えるポイントは?
  • 奇襲は有効だったのか?
  • なぜ城攻めをするのか?
  • 各城にどのくらいの兵力を置くか?
  • お粗末すぎる日本の城壁
  • 合戦のコストを考える
  • 大将の討死は実は少ない
  • 関ケ原の戦いと指揮系統
  • ほか……

著者について
本郷和人
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。文学博士。東京大学、同大学院で、石井進氏、五味文彦氏に師事。専門は、日本中世政治史、古文書学。『大日本史料 第五編』の編纂を担当。著書に『日本史のツボ』『承久の乱』(文春新書)、『軍事の日本史』(朝日新書)、『乱と変の日本史』(祥伝社新書)、『考える日本史』(河出新書)。監修に『東大教授がおしえる やばい日本史』(ダイヤモンド社)など多数。


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