「動物と話してみたい」
人類はその夢にどこまで近づいたのか?
巨大海獣とビッグデータが出会う最前線の旅へ――!
2015年、ザトウクジラが海から飛び出し、私の上に落ちてきた。
奇跡的に無傷で生還するも、知人の専門家に後日こう言われた。
「助かったのは、クジラがぶつからないように配慮したからでしょう」。
もちろん、なぜそうしたのと尋ねるなんて不可能ですが、という一言も添えて……。
しかしその後、「動物用のグーグル翻訳」の開発を目指す二人の若者が私のもとを訪ねてきた。
そもそもなぜ、クジラと人間は話せないのか?
シリコンベースの知能が炭素ベースの生命に向けられたとき、動物と人間の関係はどう変化していくのか?
トム マスティル /著, 杉田 真 /訳,装画/木原未沙紀@kihara_misaki 「クジラと話す方法」柏書房 「動物と話してみたい」人類はその夢にどこまで近づいたのか ?巨大海獣とビッグデータが出会う最前線の旅へ!シリコンベースの知能が炭素ベースの生命に向けられた時、動物と人間の関係はどう変化するのか? pic.twitter.com/MggbFvosKl
— アカデミア港北店 (@ACADEMIA_kohoku) November 9, 2023
本書は、国際的評価の高い映像作家である著者が、生物学の世界で起こる革命を丹念に追ったドキュメントであり、
Amazon Books編集部が選ぶ「ベスト一般向け科学書2022」のTOP10、『ニューヨーカー』誌が選ぶ「必読書2022(ノンフィクション部門)」に選出された。
このたびの日本語版では、71点の図版と2023年のペーパーバック版に加えられたロジャー・ペイン(ザトウクジラの歌を発見した海洋生物学者)への追悼文ともいえる「あとがき」を完全収録。
人類と動物の幸福な未来、よりよいコミュニケーションのあり方を模索したいと願うすべての人に贈る一冊。
【装画】
『クジラと話す方法』
トム マスティル 著 / 杉田 真 訳
装幀:瀬戸内デザイン 小川恵子
柏書房カバー全面にザトウクジラを描き、美しく力強い一冊に仕上げていただきました
著者の目の前で繰り広げられたザトウクジラのブリーチング??
動物と話してみたい、映像作家が書くドキュメント pic.twitter.com/YvKQjTCQyR— 木原未沙紀 ?? (@kihara_misaki) October 24, 2023
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