サンドの女 三人屋 原田ひ香(著) 実業之日本社 (2021/2/5)

悲喜こもごも、味わい深い人間模様を描く

大ヒット小説『三人屋』待望の続編!

朝は三女・朝日の喫茶店、昼は次女・まひるの讃岐うどん屋、夜は長女・夜月のスナック――志野原家の美人三姉妹が営む「三人屋」は、朝日の就職を機に、朝の店を終了、業態を転換することになった。

朝日が出勤前に焼いたパンを使い、まひるが朝からランチ時まで売る自家製の玉子サンドイッチが、見映えも良くおいしいと大評判に。

かたや長女のスナックは、ラプンツェル商店街で働き、暮らす人々のサロンとしてにぎわっている。

ゲイの青年、売れない作家、女泣かせのスーパー店長など、ワケあり常連客たちが夜ごと来店、三姉妹の色恋沙汰を肴に、互いの悩みを打ち明けあったり、くだを巻いたり…

悲喜こもごも、味わい深い人間模様を描く大ヒット小説『三人屋』待望の続編! 心も体もくたくたな日は「三人屋」の新名物「玉子サンド」を召し上がれ!

「気付いてしまったら、気付く前には戻れないよなあ…
いい寄られて怒鳴りつける為にハッテン場に来た事に気付いちゃう
「書かないから」飼ってくれてた、けど、そう言われたら書くしかないわな
覚悟の方向性のすれ違いは悲劇だが、ズレっぷりもここ迄くると喜劇に近い
お金に裏打ちされた魅力…お金本体が目当てじゃなくても、その余禄を受けてなくても、それが無くなったら惹かれた魅力も失せちゃうかも?と思うと逡巡するよなあ
「何も考えてない」に見えて「こういう事するんだよなあ」の人は時々鬱陶しがられながらも好かれるよね
人生や生活の変化に「おしまい」や「あがり」はないけれど、それぞれの「次」がものっ凄く知りたくなった
楽しく面白く読みました」


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