旅と文学は斎藤さんにとって変身のツールだ。
主婦の日常から脱して、いろんな「私」になりかわる。
そして斎藤さんの想像力は、人々の屈折や襞にそっと届く。
解はない。
誰もが人生の途上だからだ。
【収録作品】
小説篇
春になれば
北の空
きまぐれ天使(シカゴ)
川へ
ゆらめき
ジェニファーと妹のエイミー
同行ふたり
時に佇む
ピエロの涙
戯曲 三人の母
エッセイ篇
わたしのターニングポイント
提灯屋のおタカさん
ワタシ流海外ひとり旅
ブラブラ・カー
あの頃のプノンペン
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