予備軍1000万人時代のリアル
ひとりで死に、長期間誰にも発見されることのない、孤独死。
定義は定まっていないが、今後日本で100万人規模で発生されることが予想されている。
孤独死が起こった現場はどうなるのか、残された遺族は何を感じるのか、その壮絶なルポとともに、孤独死を防ぐためにはどうすればいいかを探る。
2017年に刊行された単行本を文庫化。
菅野久美子著「孤独死大国 予備軍1000万人のリアル」を読了。ふぃ?なかなか興味深った。孤独死は毎年約3万人、東京23区でみると毎日平均21人が孤独死している。そうなる条件を調べてみると、現在1000万人の予備軍がいるとのこと。高齢者だけでなく、ゆとり世代など若い世代も危ない。 pic.twitter.com/8hARwVznhx
— ゆっけ (@_suzukakenoki_) May 30, 2017
「この本を読んで衝撃が走りました。明日は我が身です。恐ろしい現実がすぐ近くまで来てますね。ありがとうございます。」
「こういう現実があるのだと、とてもリアルにわかりました。
自分にできることを考えながら読みました。」「孤独死の現場と取り組みが理解できる。孤独死を無くそうとする方々の努力に対して本当に尊敬する。最後の段で語られる、人と関わることの大切さ、そして迷惑をかけたくないと言う気持ちは迷惑をかけられたくないことの裏返し。孤独死は死に方ではなく、生き方だった。人との関わりにしか、幸せはない。
わかってるのだが、気づくと一人で過ごしてる。やはり人に会いに行こう。」
|