恋せぬふたり 吉田恵里香 (著) 集英社 (2024/12/20) 935円

第40回向田邦子賞受賞作小説化!

「恋しない人間なんていないもん」
「いると思いますよ、恋しない人間」

恋愛はして当たり前……って本当?

連続テレビ小説『虎に翼』脚本家が贈る感動作!

恋愛や性的なことがよく分からない――。

恋や結婚を押し付けられもやもやする咲子は、ある日「アロマンティック・アセクシュアル」について書かれたブログを発見、自分を表す言葉だと気づく。

さらに、ひょんなことからブログ主の羽と一緒に暮らすことになって……!?

他者に恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれない二人。

それぞれが見つけた自分らしい幸せとは?

唯一無二の「家族カッコ仮」の物語。

「ドラマがやっていて、題材も気になるもので、俳優さんも好きな方だったのですがドラマという媒体自体が苦手だったので見ていませんでした。しかしながら、やはり気になったということもあり購入に至りました。二人ともにアロマンティックの気質ですが二人とも性行為や恋愛を想定させる行為に対しての考えは異なります。そんな二人を取り巻く人々、様々な人物が出てくる様子を読みながら自分はどうだろうかと考えるいい材料になりました。月並みですが、こういったアロマンティックやアセクシャルといった創作物も増えるといいなと思いました。」

「高橋一生が出ているので興味を持ったNHKドラマそのままの内容。
話題になっている「アセクシュアル・アロマンティック」というセクシュアリティについて、
専門用語は知らなかったが、人の生き方としてありと理解していた。
性にまつわることは表面化しやすいが、それ以外のことでも当たり前と
世間の常識として押し付けられることは多々あり、
そのすれ違いが摩擦になることを思えば、「受け流し」たり、
「愛想笑い」でやり過ごすしかない生活は大変だ。
この物語は割と淡々と一つの帰結を見たが、実際はこんな簡単なものではないだろう。
世間に知識としての情報を与える意味では、「有り」の作品と受け止めた。」

「この本は同タイトルのテレビドラマの脚本家である吉田恵里香さんご自身がドラマを小説化(ノベライズ)したものです。テレビドラマが良く作り込まれていて、言葉の一言一言が深く考えられており、何度も観ているのでこの本を購入しました。
この本ではテレビドラマのストーリーに色々と加えられたところがありドラマと補完しあっていて何度か読み返しています。
人生の終わりに近づき、このような物語に出会えたことは幸せだと感じています。」


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