持統天皇、北条政子、日野富子、淀殿……もしこの人がいなかったら歴史はどうなっていただろう?と思われる「こじらせ女子」大集合!
「悪女」「猛女」と言われたスゴイ女たちの実像に迫り、そのドラマティックな人生を解説。
歴史学習で取り上げられる女性は、どうしてこんなに少ないのだろう……。
篠さんは、子どもの頃にそんな疑問を抱いたと言います。
NHK他kがドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する北条政子のように、歴史の上の女性たちは決して活躍していないわけではありません。
ここでは、”歴史をこじらせた”33人の女性たちを、史実に照らし合わせながら、また和歌を読み解きながら、定説を覆す”ぶっちゃけ史観”もバシバシと入れながら、「悪女」「猛女」といわれたスゴい女性たちの実像に迫り、そのドラマテックな人生を紐説いていきます。
- 嫉妬深すぎて夫婦関係をこじらせた后――磐之媛
- 同母兄と心中――軽大娘
- バツグンの政治感覚を持った初の民間后――光明皇后
- まるで孫悟空のような強い女帝――孝謙天皇
- 日本版「張禧嬪」(チャン・ヒビン)――藤原薬子
- 紀貫之も”萌え”た永遠のアイドルーー小野小町
- 平安時代の大恋愛スキャンダルーー伊勢斎宮恬子内親王
- 道長王国から追い出された姉妹―藤原元子・延子
- 若かりし頃の恋愛はこじらせOK――紫式部の娘・賢子
- マイ・フェア・レディ&源氏物語を地を行く姫――待賢門院璋子
- 権力者の「昔の女」――丹後内侍
- 映画「ゴッドファーザー」のマイケルのようなゴッドマザーーー北条政子
- 悪女説は濡れ衣なのか――日野富子
- 豊臣家をこじらせて――淀殿
- 町娘のシンデレラストーリーーー桂昌院
- 恋がリアル「炎上」――八百屋お七
- 大奥でキャリこじらせ物語――絵島
- 許婚が次々と亡くなっていく縁起の悪い姫君――竹姫
- 血筋のよい武家に生まれた幕末プリンセス―茂姫・溶姫
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