母親をアルコール依存症の男に殺された過去を持つ史哉は、がんで余命半年の宣告を受け、失意のどん底にあった。
そんなとき、街で偶然服役後の加害者を見つけてしまい、復讐を誓う。
だが、兄の臣吾はボクシングの世界戦を目前に控えていた。
兄に迷惑をかけず、死ぬ前に復讐を果たす――それは完全犯罪しかない。
命の重さ、復讐の是非を問う慟哭の社会派ミステリー。
#小説推理新人賞 作家の #久和間拓 さん、初長編『#氷の鎖 』が発売です。完全犯罪でしか達成できない未来とは? 驚きの結末は予想不可能! 悲しき兄弟の運命はいかにーー。あなたはこの決断を許せますか?#どんでん返し#社会派ミステリー pic.twitter.com/KU3wtawWB9
— 双葉社文芸出版部 (@shousetsusuiri) September 16, 2021
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