
作家小川洋子氏による、おとなの工場見学エッセイ。
あのベストセラー『科学の扉をノックする』の工場版ともいえる本です。
幼いころから変わらぬ小川さんの好奇心と工場愛がじわじわ心にしみて、
今、日本のものづくりに携わる人々と、繊細で正確な数々の製品のこと、
あなたもきっと、とても愛おしく思うようになるでしょう!
<目次>
細穴の奥は深い (エストロラボ<細穴屋>)
お菓子と秘密。その魅惑的な世界 (グリコピア神戸)
丘の上でボートを作る (桑野造船)
手の体温を伝える (五十畑工業)
瞬間の想像力 (山口硝子製作所)
身を削り奉仕する (北星鉛筆)
博士の愛した数式/小川洋子著
80分しか記憶がもたない博士と主人公である家政婦、その息子の物語。3人が誠実に向き合っていて、せつなくも温かい話で余韻が残る。得意ではない数学の話もなるほどと思えたし、野球が数学に絡んでいるのもおもしろかった。出会えてよかったと思える作品だった。#読了 pic.twitter.com/Wc0Mdh4tli
— yonyon (@TwinkleYonyon) May 17, 2025
著者プロフィール
小川洋子(おがわようこ)
1962年、岡山市生れ。早稲田大学第一文学部卒。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。91年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞、同年『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞を受賞。06年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。07年フランス芸術文化勲章シュバリエ受章。13年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。20年『小箱』で野間文芸賞を受賞。他書に『薬指の標本』『琥珀のまたたき』『不時着する流星たち』『口笛の上手な白雪姫』など多数の小説、エッセイがある。海外での評価も高い。
「日本の町工場に興味があるので楽しくよみました。ただ、絵や写真が無いので、今ひとつ理解できませんでした。著者の工場愛はつたわりましたが、同じように感動することはできませんでした。」
「小川洋子さんらしく好奇心と優しさに溢れた視点で書かれたエッセイだと思います。読んだら少し元気をもらえた気がしました。」
「最新の機械を装備したオートメーション化された工場でもなく、流行りのIT機器をつくる工場でもなく、つくることに、心を込めている工場(こうば)が描かれていて、心が温まります。少女期から工場に一方ならぬ思いを抱いた作者の、工場愛が全編にあふれた作品です。続編を期待します。」
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