野良猫を迷惑な存在として取り上げることになりますが…
全て野良猫が悪い訳ではなく、野良猫という存在にしてしまった人の無責任さも見逃せません。
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野良猫のフン被害
野良猫のフンに困っているという人は少なくないでしょう。
いつも同じ場所にしますし、臭いのも困ったものです。
野良猫の通り道になっているとフンをされる確率は高くなります。
綺麗好きともいわれる猫は、サラサラな砂や、花壇の土、砂利の上など手入れをしている場所にフンをすしてしまうのです。
生ゴミなどをまき散らす
野良猫はいつもお腹を空かせています。
不用意に出された生ゴミは格好の餌場になってしまうのです。
ビニール袋は容易に爪で破ってしまいますし、見るも無残に道路に散らかっているのを時々目にすることがあります。
野良猫の足跡が車に
冬になると車庫にある車のボンネット上などに、暖かいのか寝ていることがあります。
そうすると足跡が点々と車体についており頭に来ることもあるでしょう。
一番ガッカリするのは洗車した日の翌日にバッチリ足跡が付けられている時…。
その光景を目にした時には、野良猫の姿は既に見当たりません。
野良猫の発情期に鳴き声がうるさい
春や秋の頃になると、複数のオス猫が一匹のメス猫を挟むように夜中唸り声をあげている時があります。
最初は「春だな」なんて思ったりもするのですが、さて寝ようかと思ってからも唸り声が続くとイライラしてきてしまいます。
野良猫対策はどうしたらいい?
以上のような野良猫に対しての困りごとはたくさんあります。
それではどのような対処方法があるのでしょうか?
以下にまとめてみました。
音波の出る猫避け機械を置く
野良猫が通る道、庭などに設置して猫にした聞こえない不快な音を発するものです。
これによって野良猫を遠ざける狙いがあります。
インターネットでも手軽に購入できます。
結構人気なアイテムのようですよ。
忌避剤を使用する
忌避剤は、臭いに敏感な動物たちの性質を活かしたアイテムです。
例えば、木が燃えた煙の匂い成分を液体化して忌避剤にしているものもあります。
これは山火事の時の匂いと同じらしく、危険を察知して近寄らなくなるそうです。
ペットボトルを置く
どの程度の効果が見込めるのかはわかりませんが、昔から行われています。
空のペットボトルに水を入れて庭や通路の端などに置いておく方法です。
光がペットボトルに反射したり、光が屈折することで野良猫の警戒心を煽る効果があるようです。
しかし慣れてくると効果は期待できないでしょうね。
保健所や動物保護団体に連絡する
上記の方法で野良猫を遠ざけても、どこかで誰かが新たに困っている可能性があります。
そこで保健所や動物保護団体に相談してみるのも一つの方法。
保健所というと野良猫の殺処分と考えがちですが、新たな引き取り手を探してもらえるかもしれません。
厄介者扱いの野良猫の保護、救済の可能性も考えての行動になります。
因みに保健所に野良猫の被害を伝え、捕獲を要請しても動いてくれません。
相談者自ら捕獲して保健所へ連れて行かなければならないのです。
怪我をしている、親猫がいない子猫であれば引き取ってもらえる可能性もあるようです。
野良犬は、狂犬病の危険性があるので感染防止の目的から保健所で駆除、保護を行っています。
野良猫 対策のまとめ
以上がフン、鳴き声など野良猫による主な野良猫対策でした。
こうして野良猫対策みてみると、被害をうけている場所から遠ざけるという方法しか無いのだなということが分かります。
もう少し本腰をいれて対策するとなれば動物保護センターなどに連絡するということです。
近くの獣医さんに相談してみるのもいいかもしれません。
飼っている時は可愛い猫ですが、むやみやたらに増えないように飼い主が面倒をみていかなければなりませんね。