歴史の中で多くの出会いを見届けてきた神戸の街を舞台に、様々な形の出会いと別れを描く傑作短編集。
ある時は運命的な男女の出会いを、ある時は破滅的でさえある恋を、またある時はパラレルワールドに存在する神戸での不思議な邂逅を描く。
宇野碧『繭の中の街』
帯に書いてるけど、一緒に震えて!
「エデン102号室」と「赤い恐竜と白いアトリエ」そして凄いのが「プロフィール」。
(いや、全話衝撃的なんだけど)素晴らしい短編集でした??#日本怪奇幻想読者クラブ #新刊 pic.twitter.com/cYMQCrqPfz— pan (@paninaro10) March 21, 2024
読後感も、時にジャンルさえも全く異なる独立した物語たちである一方、それらは確かな繋がりを持ち、それぞれに響き合って世界を美しく彩る。
読み終わった後、必ず誰かと語り合い、分かち合いたくなるような魅力に溢れた1冊。
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