
運転手とお客さんが進みゆく、すべてのみちに、物語がある。
コロナ禍が明けて、街にひとが戻り、夏子はタクシードライバー4年目を迎えた。
迷える同期、転職した先輩、型破りな新人──皆が悩みや不安を抱えながら、お客さんを送り届けるため今日も走る。

各々が人生の分岐点で選んだ“みち”とは──。
タクシーの車内で交差する人間模様を、名手が軽やかに、ときに切なく描き出す。
人気お仕事小説、待望の続編。
矢部太郎さん(芸人・マンガ家)おすすめ!
「小野寺さんの小説はいつもやさしいどこかへ連れて行ってくれる」
「続編だからか、すぐに読んでしまいました。
おもしろい。」「著者は相変わらず普通の人の普通の暮らしを切り抜くのが上手い。
タクシー運転手が舞台であるが、それぞれ悩みやつまずきながら前に進む姿が大げさでなくて心地よい。
お仕事小説ではあるが、あえてタクシーでなくても普遍的に展開できるのが著者の筆力。」「おもしろかったです。
軽快な文章で、楽しく読めました。短文を連ねて行く文体がお得意のようですね。
ただ、特に大事件は起こりません。いや、起こることは起こるのですが、いきなりタクシーを強奪されて・・・みたいなことは起こらないです。
また、このタクシー会社は大手のようですが非常にホワイトな印象で「ほんまかいな?」と思ってしまいました。(いやタクシー会社がブラックというのは偏見か…)
セリフだけが続いていくシーンでは、何回か「ん?」となることがありましたが、読み返してみると自然な会話です。話し言葉をそのまま書くと、そういうことが起こりますね。セリフ回し上手いと思います。
章ごとに各ドライバーの話がつづられているわけですが、欲を言えば全体を通じて共通のストーリーの芯となるようなものを用意してもらえれば、もっと良かったのではないかと思いました。」
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