人づきあいが苦手な「コミュ障」(コミュニケーション障害)。
この呼び名で、あなたは自虐的に振る舞っていますか?
それとも知人をからかっていますか?
悩みを抱える読者は自分自身のメンタルを掘り下げる心理学に関心があるかもしれません。
しかし、本書は「社会学」という道具を使って、自分の視野を広げて「壁」を取り払うためのポイントを紹介します。
私たちは、なんらかの情報や知識、あるいは年齢や職種といった属性から、異なる「メガネ」をかけています。
このメガネの存在に気づかせてくれるのが社会学の諸理論というわけです。
また、著者自身が他者と分かち合えなかった具体的なエピソードを絡めながら、少しずつ自分の見方を広げていく知の旅を提供します。
著者は「岩本先生の授業が一番人気の理由がわかった」と内田樹氏からもお墨付きをもらった人気講師。
面白くてためになる白熱教室へようこそ!
#岩本茂樹/著『「コミュ障」のための社会学 生きづらさの正体を探る』(#中央公論新社)人づきあいが苦手な「コミュ障」(コミュニケーション障害)。本書は「社会学」という道具を使って自分の視野を広げて「壁」を取り払うためのポイントを著者自身が体験した具体的な例を絡めながら紹介されている1冊! pic.twitter.com/YrAa3P81br
— アカデミア港北店 (@ACADEMIA_kohoku) March 22, 2022
著者について
岩本茂樹
神戸学院大学現代社会学部教授。1952年生まれ。奈良県出身。関西学院大学卒業、同大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。30年間にわたり小学校、中学校、高校の教師を勤めた。関西学院大学社会学部准教授を経て2014年から現職。定時制高校で教鞭を執った経験をもとに、『教育をぶっとばせ――反学校文化の輩たち』(文春新書)を著し、反響を呼ぶ。他の著書に『先生のホンネ』(光文社新書)、『憧れのブロンディ――戦後日本のアメリカニゼーション』(新曜社)、『自分を知るための社会学入門』『思考力を磨くための社会学』(ともに中央公論新社)など。
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