日本にいまだ残る「部落差別」を丸ごと見つめ、かつてないドキュメンタリー映画として多くの観客を集めた『私のはなし 部落のはなし』監督による初エッセイ。
大阪芸術大学での原一男監督の講義から学んだこと、
若松孝二監督の撮影現場での体験、屠場(とじょう)とそこで働く人々を写した『にくのひと』(2007年)が各地で上映され好評を博すも、劇場公開を断念せざるをえなかった経験、
そこから十数年を経て、今作公開に至るまでの歩みを綴る。
満若勇咲監督映画『私のはなし 部落のはなし』を観てきた。205分(+休憩10分)。三重県・京都府・大阪府などの被差別部落住民の体験談や部落解放同盟の担い手の話だけではなく、「部落探訪」を行なう示現舎代表へのインタヴューを試みている点が興味深かった。 pic.twitter.com/fhYDiINXFs
— 住友陽文 (@akisumitomo) May 21, 2022
プロデューサーの大島新氏、配給会社「東風」の木下繁貴氏との鼎談、角岡伸彦氏の解説を付す。
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