「私のはなし部落のはなし」の話 満若勇咲 (著) 中央公論新社 (2023/2/20) 1,980円

日本にいまだ残る「部落差別」を丸ごと見つめ、かつてないドキュメンタリー映画として多くの観客を集めた『私のはなし 部落のはなし』監督による初エッセイ。

大阪芸術大学での原一男監督の講義から学んだこと、

若松孝二監督の撮影現場での体験、屠場(とじょう)とそこで働く人々を写した『にくのひと』(2007年)が各地で上映され好評を博すも、劇場公開を断念せざるをえなかった経験、

そこから十数年を経て、今作公開に至るまでの歩みを綴る。

プロデューサーの大島新氏、配給会社「東風」の木下繁貴氏との鼎談、角岡伸彦氏の解説を付す。


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