死ぬまで続く恋 泉典子 (著) 中央公論新社 (2023/2/20) 1,760円

イタリアからのメールがぷつりと途絶えた2021年。

その日、スポーツクラブで思いがけずあの人の背中を見た。

まさかこんなところに!?

次の瞬間、私にはわかった。あぁこれが彼からの「合図」なのだと――。

1975年、伊紙でペンパルを募った33歳の主婦・怜子。数多の返信の中でも、パオロという男とは、不思議なほど文学や芸術の好みが一致した。

育児に追われつつも勉学への志断ちがたく煩悶する怜子に、サラリーマンの夫はまったく無頓着で、海の向こうの男へと精神的傾倒を深めていく。

転機は78年、ついにふたりは対面した……。


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