ミチクサ先生(上下) 伊集院静 (著) 講談社 (2021/11/17) 書く1,870円

ミチクサが多いほうが、人生は面白い!

てっぺんには裏から登ったって、足を滑らせたっていい。あちこちぶつかったほうが道は拓ける。

夏目家の「恥かきっ子」金之助は生まれてすぐに里子に出されたり、年老いた父親にガラクタ扱いされながらも、道楽者の祖父の影響で子供ながらに寄席や芝居小屋に入り浸る。

学校では異例の飛び級で頭角をあらわし、心のおもむくままにミチクサをして学校を転々とするように。

その才能に気付いた兄に英語を仕込まれ、東京大学予備門に一番で合格した金之助は、そこで生涯の友となる正岡子規と運命の出逢いを果たす――。

伊集院静がずっと共鳴し、いつか書きたかった夏目“漱石”金之助の青春

「日経新聞」大人気連載、待望の書籍化!

著者について
伊集院 静
1950年山口県防府市生まれ。1972年立教大学文学部卒業。1981年短編小説「皐月」でデビュー。1991年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、1992年『受け月』で第107回直木賞、1994年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞、2014年『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石』で第18回司馬遼太郎賞を受賞。2016年紫綬褒章を受章。

「香日ゆらさんの「先生と僕」「漱石とはずがたり」などを読み、漱石のファンになっていました。新聞で「ミチクサ先生」が連載されていることを知り、書籍化されるのを待っていました。この本は、漱石の幼少期のころのことや、松山時代、熊本時代のようすがよくわかり、興味深かったです。激動の明治時代のこともよくわかります。欧州留学の旅の途上のことにも詳しいです。鏡子さんについての描写に心が温かくなりました。漱石への愛が深まりました。」

「江戸時代末期から明治が終わるまでの間を生きた夏目漱石の時代感覚を把握できた。また、漱石の人となりや、作品と実生活の関りを知ることが出来た。」

「非常に面白く読ませていただきました。兄大助がいなかったら、金之助は英語を勉強して、英文学を志しただろうか?金之助(漱石)に関わった正岡子規や寺田寅彦などの交友が面白く描かれて今まで知らなかった金之助(漱石)の様々な出来事を知ることができた。」


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