ショートショート・アンソロジーの決定版、「ひと駅ストーリー」シリーズ第2弾です! 前回同様、オール書き下ろしの文庫2冊同時刊行。
今年デビューの注目新人も参入し、『このミス』大賞・日ラブ大賞・『このラノ』大賞作家総勢57名が、夏にまつわるさまざまなストーリーを描きます。
5分で読める気軽さとは裏腹に、本格謎解きアリ・爆笑アリ・感涙アリの盛りだくさんな内容です。
ひと駅ストーリー夏の記憶 西口編
うるっとくる話しから顔が緩んでしまう話しや、背筋がゾワっとする話しと様々な作品を楽しめる。読んだことがない作者の作品を気軽に試せるのもよかった。
タイトルにもある通り5分ほどで読めるので、時間がない時にさくっと1話読めてしまうのも魅力でした。 pic.twitter.com/LmBZTikPZX— yu@読者垢 (@husiginet) March 2, 2017
「同時購入がお勧め。どちらの作品も、ちょっとした時間の合間を埋めてくれる作品ばかり。」
「もともとショートショートが好きです。電車移動中に楽に読めそうなので手に取りました。
阿刀田高氏は、作家成り立ての頃はたくさんアイデアがあって、二つ三つのアイデアをそのまま作品にする。秘蔵のアイデアが少なくなり、作家としてのキャリアを積むと大事な一つのアイデアを積み重ねた技術で作品を生むというようなことをエッセイの中で書いてあったと思いますが、この文庫の作品、文章力としては多少荒々しくも若めの作家さん達の新鮮なアイデアのショートショートが多く、楽しめました。
作風によって好き嫌いな作品はあると思いますが、読んだことのない作家さんが多いので、開拓のつもりで読んでみるのも良いと思います。」「小林ミアさんの『西瓜』
浅倉卓弥さんの『落ち屋』
伽古屋圭市さんの『夏の終わり』
この3作が良かった。特に『西瓜』は最高。
「一駅ストーリー」と簡単に読めるよっ的な感じのタイトルなのに詰め込みすぎだし、退屈なものが多すぎてぐたぐだ、だらだら仕方なく読んでる時間の方が長かった。」
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