平安の世から続く、鵺を封じる結界師の家系に生まれた赤蔵六花。
一族随一の神気を宿す双子の妹とは対照的に、結界を作る力のない六花は両親から役立たずと蔑まれて育った。
その挙句、十八歳になる前日に鵺の生贄として捧げられ、呪いをかけられてしまう。
奇跡的に生きながらえた六花が何者かの声に導かれ迷い込んだのは、お遍路さんをもてなすお宿「道しるべ」。
迎え入れてくれた美しい青年の姿をした龍神のロンが、呪いを解くために勝手に六花との結婚の契りを交わしてしまい……
癒しのお宿で織りなす溺愛×契約結婚物語!
『四国遍路の宿 道しるべ 呪われ花嫁は仮初めの愛を契る』田井ノエル(双葉文庫)#読了
地元なのにお遍路のことを全く知らない自分でも楽しめる話。
最初はつらいよーと思って読んでたけど、この手の話は好きなのだ??
懐かしい顔ぶれも嬉しかったし、河童がめちゃかわいかった!
続編読みたい。 pic.twitter.com/W4venCL2aS— 綾 (@ayabowbow) March 16, 2024
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