路地裏の二・二六 伊吹亜門 (著) PHP研究所 (2025/1/31) 2,530円

昭和10年(1935)8月12日、陸軍省にて相沢三郎歩兵中佐が軍務局長・永田鉄山少将を惨殺する事件が起きる。

そのとき、部屋にはもう一人の人物がいた――。

憲兵大尉・浪越破六【なみこし・ばろく】は、この事件には、語られていない「真実」があると確信する。

そんな折、浪越は渡辺錠太郎陸軍大将から、密命を受ける。

そして運命の日に向けてのカウントダウンが始まった。

気鋭のミステリ作家が、2.26事件と同時進行していた「ある事件」を大胆に描き出した本格長編。

昭和史を揺るがす重大事件の謎をめぐる圧巻の歴史ミステリ。

伊吹亜門氏デビュー10周年を飾る勝負作!

著者について
1991年、愛知県生まれ。同志社大学卒。在学中は同志社ミステリ研究会に所属。2015年、「監獄舎の殺人」で第12回ミステリーズ!新人賞を受賞。18年に同作を含めた『刀と傘 明治京洛推理帖』でデビュー。19年、同書で第19回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞するとともに、「ミステリが読みたい!2020年版」国内篇で第1位を獲得。21年、『幻月と探偵』で第24回大藪春彦賞の候補、24年に『焔と雪 京都探偵物語』で第77回日本推理作家協会賞の候補になる。その他の作品に、『雨と短銃』『京都陰陽寮謎解き滅妖帖』『帝国妖人伝』がある。


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