「あのね、世界は数でできているんだよ。」
たし算、分数、図形、約数、ピタゴラスの定理。
数のひみつをときあかす算数ファンタジー。
「算数ぎらい」のあなたへの贈りもの。
すみれが9歳の誕生日を迎えた夜のこと、ベッドのそばにふたりの天使が現れ、家の外へ誘われます。
天使たちについて行った先にあったのは、「ナンバーランド」という不思議の国でした??。
すみれと一緒に「数の名前」「たし算」「ひき算」「かけ算」「わり算」「分数」「小数」「図形」「メートル法」「約数と倍数」「ふしぎな数の国」という11の建物をめぐりながら、算数の基礎を理解できる!
近年、子どもの教育分野で注目が高まっている「無学年学習」の考え方で構成し、自分の理解度にあわせて先取り学習したり、戻って復習したりという柔軟な使い方ができる。
原理がわかったら面倒な計算は覚えてしまったほうがいいといった合理的な提案も。
言葉と数の関係や、知らず知らず哲学に通じる学びもあり、将来、知の世界を広げていく基礎に。
10進法がなぜ使われているのか、扇形の面積が三角形の面積の公式で求められるのはなぜか、単位の話など、大人が読んでも新鮮で面白い!
『さんすうの本 ナンバーランドのふしぎな冒険』の装画と挿絵を描かせていただきました 著:橋爪大三郎さん 装丁:杉山健太郎さん 山と渓谷社 pic.twitter.com/dz2G2R7Vw3
— カシワイ (@kfkx_) September 9, 2022
「教科書でも参考書でもないということで、小学4年生の娘にどうかな…と思いながら渡したら、面白い!とのこと。とても気に入ったようです。
数の概念の話などもあり、大人にとっても新鮮な学びがありました。
頭も感性もやわらかい子ども時代に、こういう本に触れてほしいと思います。」
|