世界の美しさを思い知れ 額賀澪 (著) 双葉社 (2021/12/22) 1,650円

蓮見貴斗と尚斗は一卵性双生児。

弟の尚斗は人気俳優だったが、遺書も残さずに自殺した。

葬儀を終えて数日後に尚斗のスマホが見つかり、貴斗が電源を入れると顔認証を突破できてしまう。

未読メールには礼文島行きの航空券が届いていた。

自殺したのに、どうして旅行に行こうとしたのか。

その答えを知るために貴斗は旅立つ。

人気絶頂で自殺した愛する弟は何に悩んでいたのか。

止められなかった自らの後悔を胸に世界を旅する貴斗。

「生きること」と「死を受けとめること」の意味を問う、感動のロードノベル。

著者について
1990年、茨城県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒。
2015年に『ウインドノーツ』で松本清張賞、『ヒトリコ』で小学館文庫小説賞をダブル受賞しデビュー。
著作に『拝啓、本が売れません』『沖晴くんの涙を殺して』
『風は山から吹いている ― Why climb mountains with me?』『カナコと加奈子のやり直し』など多数。
青春とスポーツ小説の若き名手として注目を集めている。


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