蓮見貴斗と尚斗は一卵性双生児。
弟の尚斗は人気俳優だったが、遺書も残さずに自殺した。
葬儀を終えて数日後に尚斗のスマホが見つかり、貴斗が電源を入れると顔認証を突破できてしまう。
未読メールには礼文島行きの航空券が届いていた。
自殺したのに、どうして旅行に行こうとしたのか。
その答えを知るために貴斗は旅立つ。
人気絶頂で自殺した愛する弟は何に悩んでいたのか。
止められなかった自らの後悔を胸に世界を旅する貴斗。
「生きること」と「死を受けとめること」の意味を問う、感動のロードノベル。
遺書も残さず自死した双子の弟。
遺された兄は答えを求めて旅に出るー。『世界の美しさを思い知れ』
額賀澪/双葉社身近な人間の死という答えの無い重いテーマですが、一冊の作品としての演出がまた素晴らしい!
額賀澪さんの世界の奥深さを思い知れ!#世界の美しさを思い知れ #額賀澪 #双葉社 pic.twitter.com/HIR8e8Z160— 文苑堂書店 新湊店@???????? (@shinminato3) December 22, 2021
著者について
1990年、茨城県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒。
2015年に『ウインドノーツ』で松本清張賞、『ヒトリコ』で小学館文庫小説賞をダブル受賞しデビュー。
著作に『拝啓、本が売れません』『沖晴くんの涙を殺して』
『風は山から吹いている ― Why climb mountains with me?』『カナコと加奈子のやり直し』など多数。
青春とスポーツ小説の若き名手として注目を集めている。
『世界の美しさを思い知れ』の発売に合わせて都内の書店さんにお邪魔したり取材を受けたりしているのですが、巻末掲載のエンドロールがなかなか好評で嬉しいです。私の過去作品に登場した人々が、その後真っ当に社会人をしてるのがぼんやりわかる仕掛けになっています。 pic.twitter.com/PvmERcNCX4
— 額賀 澪『世界の美しさを思い知れ』発売中 (@NUKAGA_Mio) December 22, 2021
|