
この痛みとともに
わたしたちは、大人になる
運命を変える謎に出逢った人々を描く五つの物語
〈七海学園シリーズ〉の鮎川哲也賞作家が
満を持して贈る、
技巧と叙情が編み出すミステリ短編集
災害により甚大な被害を受けた地にボランティアとして訪れた女性二人組。
宿の娘は、生涯独身を貫いた伯父の遺品であるミニチュアの文机と本が入れられたボトルを彼女たちに見せる。
ボトルの中の本の開けない頁に記されているはずの言葉をみつけるため、
三人は伯父が少年時代の夏の追憶を綴ったノートから、隠された秘密を探っていく――表題作ほか、
通り魔殺人が連続して起きている北の果ての町で、アパートの隣室同士になった孤独な男女の交流が思わぬ展開を遂げる「地の涯て(ランズ・エンド)」など五編を収録する。
〈七海学園シリーズ〉の名手が満を持して贈る、技巧と叙情が紡ぐミステリ短編集。
■収録作品
「刹那の夏」
「魔法のエプロン」
「千夜行」
「わたしとわたしの妹」
「地の涯て(ランズ・エンド)」
著者について
七河 迦南
東京都出身。早稲田大学卒業。2008年、『七つの海を照らす星』で第18回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。10年刊の『アルバトロスは羽ばたかない』は、第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補になるなど高い評価を得る。他の著作に『空耳の森』『夢と魔法の国のリドル』がある。
|
|



